高橋朱里、“アイドル史上最も暗い写真集”を語る AKB黄金期、卒業…現役としての想いも

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「川栄李奈さんの活躍はメンバーにとっての”希望”」と、現役アイドルの想いを語ったAKB48高橋朱里 (C)oricon ME inc.

 AKB48の中心メンバー・高橋朱里の1st写真集『曖昧な自分』が発売される。今年のAKB世界選抜総選挙でも選抜に選ばれるビジュアルメンバーである高橋が、写真集では上半身に一糸まとわぬ“決意の勝負カット”も披露。その制作秘話のほか、アイドルが写真集を出す意義、盟友・川栄李奈や憧れの前田敦子など卒業メンバーへの想いのほか、AKB48の“黄金期”へも言及。現在のグループをけん引する現役アイドルとして抱える想いに迫った。

【写真】アイドル史上最も“暗い”写真集、物憂げな表情の高橋朱里

■AKB48のイメージを覆すような写真集にしたかった

――台湾での撮影を終えてみてどうでしょうか。撮影現場で印象に残っているエピソードを教えてください。
【高橋朱里】台湾の町はバイクの数がすごかったんです。横断歩道越しに撮ったカットは、信号が青になった瞬間に歩き出して赤になる前に撮り切らないといけなくて。バイクがどんどん来るからとても焦ってしまって。スリル満点の撮影でした。

――撮り終えてみて分かった“気づき”みたいなことはありましたか?
【高橋朱里】いっぱいありましたけれど、やっぱり露出の多いシーンに挑戦したことですかね(笑)。指原さんもセクシーな写真集を出していたじゃないですか。どういう風に撮っているんだろう、絶対見えてるよね?って思っていたんです。下着を外す時これがアイドルの撮影…自分で体験してみて、“なるほど、ギリギリこういう風にやっているんだ”ってわかりました(笑)。

――朱里さんは、自分が納得した上でやりたいタイプのように思いますが、自分の中で“アイドルが写真集を出す”意義をどう捉えていますか?
【高橋朱里】AKB48のイメージがありますから、メンバーが出す写真集と聞いたら、アイドルらしい写真集を想像すると思います。私は逆に AKB48らしくないものが良くて、それも自分なのでキラキラした部分よりも“AKB48にもこういう表情をする子がいるんだ”って思ってもらえたらいい。“王道”のアイドル像じゃなくて、アイドルの時には見られない一面を出せるものと捉えて望みました。

■“アイドル史上最も暗い写真集”(!?) AKB代表として乃木坂46に負けじと盛り上げたい

――アイドル写真集ブームで、水着どころか、ランジェリー姿や“手ブラ”みたいな過激なカットは当たり前みたいな傾向はありますよね。写真集の過激化はアイドルの立場でどう考えていますか?
【高橋朱里】抵抗は結構ありましたよ!(笑)。グラビアをやらせてもらっているので出来るかなと思っていたんですけれど…グラビアとは全く違いました。写真集だと、“自然”とか“素”を求められるので、表情の作り方が違います。そこを追求していくと、自然ってなんだろうって、どんどん難しくなって…。特にランジェリーのシーンとか自然にやるのは正解がわからなくて本当に難しかったです。

――たしかに、人前でランジェリー姿になって自然でいるのは…難しいですよね(笑)。現役のアイドルにとって写真集はどういう存在なのでしょうか?
【高橋朱里】メンバーの中には写真集を出すことが一つの目標だったりする子もいます。私は自分が出せると思っていなかったので本当にびっくりです。私は、いつかアイドルを卒業するときが来たら、卒業後はグラビアも全くやらない方向で考えているので、アイドルのうちに水着やランジェリー姿を記録できたのはすごく嬉しかったです。

――卒業後にグラビアはやらないと決めているんですか?
【高橋朱里】絶対にやりません(笑)。今だけですよ!

――憧れの前田敦子さんはじめ、渡辺麻友さんの全裸体育座りカットや、小嶋陽菜さんがセクシー写真集を開拓したり…先輩方も写真集で伝説を残してきましたね。朱里さんはどんな爪痕を残すのでしょうか?
【高橋朱里】写真集は、もはややり尽くされていて、“被る”じゃないですか。でも私の写真集は本当にヤバい写真がいっぱいあって。“闇”というか…不機嫌すぎて自分でも引くくらい暗い顔をしている写真があるんですよ。“アイドル史上一番暗い写真集”なんじゃないかなって思っています(笑)

――乃木坂46の白石麻衣さんの写真集や、メンバー同士で撮影をした『乃木撮』も大ヒットしています。“負けないぞ”という気持ちもあるんじゃないですか?
【高橋朱里】恐れ多いですね。まいやん(乃木坂46・白石麻衣)は可愛くて美しくてセクシーで、“女神”ですから。でも、今年は、れなっち(AKB48・加藤玲奈)もなぁちゃん(AKB48・岡田奈々)も写真集を出していますし、やっぱりAKB48メンバーとして出させていただいているものなので、そこは自信を持って「負けないぞ」という想いです。しっかりPRして多くの方の目に留めてもらえるように頑張ります!

■女優の夢に向かって…盟友への想い「川栄さんは現役アイドルの希望」

――写真集が完成して、活躍の場が一つ広がりましたね。朱里さんの今後の夢を聞かせてください。
【高橋朱里】お芝居をする機会がなかなかないので、映画にはすごく出てみたいですね。私がアイドルになったきっかけは、ドラマに出ていた前田敦子さんに憧れたことでした。前田さんがAKB48出身っていうことを後から知って、前田さんのような女優になりたくてオーディションを受けました。私も誰かにとっての“AKB48の入り口”になれたらいいですね。そういう存在になることが夢であり目標です。

――女優といえば…元AKB48の川栄李奈さんが以前インタビューの際に、「AKBの仲間たちの存在が元気の源」「メンバーは家族のようなもので、頑張ってね、私も頑張る!という感覚」とおっしゃっていました。
【高橋朱里】川栄さんとはユニットを組んで仲良くさせてもらっていたので、嬉しいですね! 女優として色々な方面で活躍されていて、川栄さんが卒業後に活動の幅を広げているのは我々現役アイドルの“希望”です。川栄さんのすごいところは、アイドルの頃と価値観が変わらないというか、人間性という面でもすごく尊敬できる方だと思います。

――朱里さんはAKB を引っ張る立場ですが、常々、「今のAKB48の良くないところは、 “全盛期をもう一度”とみんな言うところ」と言ってますね。AKB史上最大規模になっている今、「私たちこそが黄金期だ」という思いもあるのではないですか?
【高橋朱里】他のアイドルグループや昔のAKB48と比べられたり…もちろん私もですけれども、みんな自信がないんでしょうね。でも、ファンの方が総選挙では過去最高に盛り上がってくれました。そのファンの方達に自信を持って私たちを推してもらうためには、自分たちが今のAKB48を好きになって、自信を持たないといけないと思っています。個人がしっかりやることを決めて、経験を積んでいて個人的に大きくなることで、グループが大きくなっていくはず。自信をつけるためにも、今は個人プレーもやっていきたいと思っています。

――その”個人プレー”のひとつの形が写真集であると。
【高橋朱里】そうですね! 総選挙2位の須田亜香里さんが「世間はAKBに興味ない」と言っていましたが、裏を返すとアイドル外のフィールドに出ることの大切さを言ったのだと思います。今回のこの写真集を名刺がわりにして、アイドルの世界だけじゃなく外のお仕事もどんどん挑戦していきたいです。