声優・木村良平、天野喜孝氏の「怪人二十面相」原画に感動「FF世代でうれしかった」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
カートゥーン ネットワーク『超・少年探偵団 NEO』に主人公・7代目小林少年役で出演する声優・木村良平 (C)ORICON NewS inc.

 アニメ『黒子のバスケ』の黄瀬涼太、『銀の匙 Silver Spoon』の八軒勇吾、『テイルズ オブ ゼスティリア』のスレイ役で知られる声優・木村良平。第6回声優アワードにて助演男優賞を受賞するなど実力派として活躍する彼が、9月29日からアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で放送、今秋からdTVチャンネルの「ブーメラン」で配信される『超・少年探偵団 NEO』に主人公・7代目小林少年役で出演。2017年1月から3月までTOKYO MXで放送されていた同作が、全13話連続放送されるということで、改めて当時のことを振り返ってもらった。

【写真】代表作は黒子のバスケ・銀の匙など・・・実力派声優・木村良平

 同アニメは、2117年の東京が舞台で、都会人は都市開発と精神衛生のクリーン化が推し進められており、結果、何に対しても冷静さを欠かない、反応が薄い性格を確立していた。そこに、あえて昭和の大衆エンタメ魂をもって挑もうとする7代目怪人二十面相が現れ、小林少年と明智小五郎が力を合わせて彼を止める物語。江戸川乱歩原作『少年探偵団』シリーズを現代風にリメイクしたショートアニメとなっている。

 タイトルは『少年探偵団』とありシリアス物かと思いきやギャグ満載の内容で、木村は「“超”であり“NEO”ですからね。『重ねすぎだろ!』みたいなことはありますね」とツッコミを入れつつ「江戸川乱歩氏の『少年探偵団』という名作って強いなと。関係性を持ってきて、全然違う作品にしても面白いというのはすごいことだと感じました」と絶賛した。

 同作では細谷佳正、江口拓也、上坂すみれ、花澤香菜、久野美咲、三木眞一郎など豪華声優陣が出演。4分のショートアニメでコメディーということもあり、共演者との掛け合い、テンポとノリの良さを大事にしたという木村は「共演者の方々は面白いことをやるのが好きな人たちで、バランスも良かったと思います。特に三木眞一郎さんのナレーションがめちゃくちゃ面白い。一緒に収録する機会はなかったのですが、僕らがやっていた掛け合いに三木眞一郎さんの声が入ると倍、面白くなった(笑)。キャストや監督のやりたいことがマッチしたと思います。細谷さんもギャグが大好きなので、怪人役とかもやりたいんじゃないかな~」と振り返った。

 木村と江口は「少年探偵団」シリーズを出版するポプラ社へ企画で訪れており、その様子が動画公開されている。「普段入れない書庫や『少年探偵団』の初版本とかも触りました。ポプラ社さんには自分が『王様の部屋』と勝手に呼んでいる場所があって、社長部屋ではなく会食ができるVIPルームみたいな。楽しかったです!」と興奮。

 また、同アニメのキャラクターデザインは、「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザインで知られる天野喜孝氏が担当しており、動画では天野氏が描いた二十面相のデザイン原画を見て喜ぶ江口の姿も見られ、「僕らの世代ですからね。FFとかやっていましたし。僕は最初にやったのがFF4なので、がっつり天野さんの絵で育った。展覧会にも訪れましたし、天野さんの絵を見られてうれしかったです」と貴重な体験だったと明かした。

 木村が演じる小林少年はリーダー的な存在だが、木村自身の少年時代はどうだったのか。「どちらかと言うと、グループの中心でしたね。仕事などで責任を負う立場だと大変ですが、友達関係だと上下関係も無いですし、決められる側にいると楽かなと。今、ユニット活動でリーダーを努めていて、色々と意見も言えて楽ですね。役割分担としても好きです」とにっこり。「友達から『こういうのやらない?』と提案を受けて『いいね。それじゃ、みんなどう?』と周りに聞いたりしたり、意見をもらえるのもうれしいと感じます。ただ、『行くぞ! お前ら!!』みたいにはならないです(笑)。友達同士でも、『この日、みんなで集まりたいのですが木村さんの家はどうですか?』と提案されて、セッティングしています」と人望の厚さは小さいころから健在だったようだ。