大杉漣さん遺作、10・20公開へ ポスタービジュアルにも登場 川栄李奈主演作『恋のしずく』

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ポスタービジュアルが解禁された映画『恋のしずく』

 女優・川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』が、10月20日に公開されることが26日、わかった。今年2月に亡くなった大杉漣さんの遺作であり、完成したポスタービジュアルには、出演した乃神酒造の蔵元であり、莞爾(小野塚勇人)の父親役で登場している。

■大杉漣さんのプロフィール

 理系女子の農大生が酒造りと恋に奮闘する姿を描く同映画は、日本三大銘醸地の一つと称される東広島市・西条で撮影。農大に通う大学三年生の詩織は、意に反して日本酒の蔵へ実習に。やる気のない蔵元の息子、厳格な杜氏、不倫に悩む美咲。老舗酒蔵での出会いに彼らの人生は転がり始める。愛らしくて、せつなくて、そしてじんわり味わい深いヒューマンドラマ。

 解禁されたポスタービジュアルは、主人公・詩織役の川栄がロケ地をバックにお猪口を持ち、その後ろには、相手役の小野塚が通り掛かる姿が印象的。大杉さん、宮地真緒、津田寛治、小市慢太郎ら共演陣も顔をそろえ、日本酒映画らしい仕上がりとなっている。

■以下、キャスト・監督のコメント。

川栄李奈
「みんなの思いが詰まった作品です。観終わったあとすごく温かい気持ちになりました。日本酒や街の良さが出ていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く観てほしいなと思いました! 主人公・詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです」

小野塚勇人
「この作品はキャスト・スタッフだけではなく、ロケ地でもある東広島市の方々に支えられ、協力して頂き出来た作品です。この映画を観た時にその一つひとつのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、是非、観て頂ければうれしいです」

瀬木直貴監督
「映画は人の手で“作るもの”と考えていましたが、本作で映画は“生まれる”ものであることを実感しました。スタッフやキャストの奮闘、旅情豊かな風景、関係者の期待、さまざまな要素を混ぜ合わせても映画は出来ません。目には見えない、はっきりと認識できない何かが作用して映画になる。それを見守るのが監督の役割でした。生まれるものには意味があります。本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします」