稲川淳二、『怪談グランプリ』10年継続の理由は「執念」

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カンテレ『稲川淳二の怪談グランプリ2018~決勝 チャンピオンバトル~』7月29日深夜放送 (C)カンテレ

 タレントの稲川淳二が大会委員長を務める『稲川淳二の怪談グランプリ2018~決勝 チャンピオンバトル~』が29日(深1:00~)、カンテレで放送される(※関西ローカル)。プロアマ問わず全国から集まった怪談師たちに、不思議な体験談や恐ろしい話を披露してもらい、最も恐い怪談師を決定する。2009年の開始から10年目となった今回、集大成として歴代チャンピオンを集めた決勝戦を開催。稲川は「単に面白いだけじゃない。執念ですよ。怨霊ですよ。憑きますよ」と“怪談界の神様”らしいコメントで会場の温度を冷ややかにした。

【写真】取材会には山口敏太郎氏も出席

 稲川のほか審査員には増田英彦(ますだおかだ)、山口敏太郎、小倉優香、角由紀子(TOCANA編集長)。司会は岡田圭右(ますだおかだ)、中島めぐみアナウンサーが務め、出場怪談師として島田秀平、田中俊行、三木大雲、竹内義和、ありがとう ぁみ、早瀬康広ら歴代チャンピオンと渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)、伊藤えん魔らサバイバルバトルを勝ち抜いた2組を入れた8人が登場。まず、出場者は1話ずつ怪談を披露。最後に、審査員5名(持ち点各20点)と一般審査員100名(持ち点各1点)の計200点を最高点とし投票。得点が一番高い怪談師が優勝となる。

 今年のトップバッターは、日本で唯一怪談を話す住職・三木大雲。ある男子大学生が一人で心霊スポットに行ったあと起きた恐ろしい出来事についての怪談を披露し、みごと高得点をたたき出した。稲川は「これでもかこれでもかと追ってくる、恐怖の手数がすごい」、オカルト系WEBサイトTOCANA編集長である角は「男子大学生の行動がすべて想像できる。没頭することができた」と開始早々から大会のレベルの高さに圧倒された。

 その後も、地獄を揺さぶる低温ボイスを持つ伊藤、呪われた一族の末裔・早瀬、浪花の正統派漫才師・渡辺、アマチュア怪談師兼オカルトコレクターの田中、2016年に初登場して優勝、2017年は僅差で2連覇を逃したありがとう ぁみ、関西サブカル界のレジェンド・竹内、オカルト界をけん引する島田ら実力者がしのぎを削った。

 収録後、岡田は「緊張感は今までで一番あって、ピリついていた。そしてみんな怪談が好きなんだなというのを改めて感じましたね。10年やり続けられているのは、本当に皆さんに愛されているからなんだなと感じました」としみじみ。稲川は「技を競うと、敵を意識してしまう。すると質の良い話が逆に悪くなってしまうこともある。あと、話が上手いだけでもダメで、話の元の素材が悪かったらダメ。その絶妙なところと、勝負の駆け引きが面白い」と、同大会ならではの面白さにうなっていた。