「角川シネマ新宿」アニメ専門劇場にリニューアル 上映作品のカフェ&ギャラリー併設

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アニメ専門劇場にリニューアルした「角川シネマ新宿」 (C)ORICON NewS inc.

 KADOKAWAが運営する劇場「角川シネマ新宿」が28日からアニメ専門劇場にリニューアルする。それに先立ち、きょう27日に内覧会が行われ内部を公開。大きく変わった5階フロアがカフェ&展示スペースとなり、上映アニメの世界観を深く堪能できる場所になっていた。

【写真】リニューアルしたフロアには『サマーウォーズ』などの原画が展示

 角川シネマ新宿は、邦画、洋画、実写、アニメとジャンルを問わず上映してきたが、リニューアル後は、全席300名のアニメ作品のみを上映するアニメ専門劇場となり、アニメファンの獲得により特化した興行を見込む。

 4階フロアはエントランスを白と木目調に改装し、シンプルながら落ち着いたデザインで観客を出迎える。5階フロアは、リニューアル前にあった56席のシネマ2を「アニメギャラリー」としてリニューアルし、カフェ&展示スペースを増設。コラボメニューや壁面には上映作品と連動したイラストが展示され、観客がより深く作品の世界を楽しめる体験ができる。また、トークショーや上映会など、小型イベントの開催もできるようになっている。

 アニメに特化した劇場にした理由について担当者は「アニメ専門の映画館という位置付けになることで、常にアニメファンが来てくれることが狙い」と告白。

 リニューアル後は、スクリーンが2から1に減ることになるが「5階フロアの部分は映画を観たあと、その作品の世界観を知れる場所になる。年明けを目安にコラボメニューを販売していくほか、企画展やトークショーなどを開催することによってファンの満足度を上げて集客する」と明かし「角川作品以外のアニメも上映するので、『ほかの映画館で観るより、ここに来た方が作品の世界観を堪能できる』と思ってくれたら」と力を込めた。

 さらに「声優さんなどが登場するイベントも4階の劇場はもちろん、5階フロアでもやっていく予定。イベント物が多くなる劇場になります」と呼びかけた。

 リニューアル企画第1弾は、細田守監督の過去作品『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』を上映する「細田守フィルムフェスティバル」を24日まで開催。

 5階フロアでは、上映作品と連動して作品公開当時の『Newtype』特集記事、作品の複製原画、コミカライズ作家のサイン色紙などが展示される。また、28日には『バケモノの子』から等身大の熊徹&九太が会場に駆けつける。