本上まなみ&魚住りえ“戦争体験手記”朗読で声詰まらせる「人間だけでなく動物も戦地へ行った」

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『戦中・戦後の暮らしの記憶』刊行記念「ちいさな朗読会」に参加した(左から)本上まなみ、魚住りえ (C)ORICON NewS inc.

 女優の本上まなみ、元日本テレビでフリーアナウンサーの魚住りえが27日、都内で行われた『戦中・戦後の暮らしの記憶』刊行記念「ちいさな朗読会」に参加。戦争の悲惨さが書かれた手記を、声を震わせながら朗読した。

【写真】朗読会に参加したキムラ緑子と紺野美沙子ら

 同作は、一冊まるごとを戦争中の暮しの特集にあてた『戦争中の暮しの記録』(1969年刊)から約50年が経ち、再び戦争体験の手記を募ったもの。今回は、戦時中の記録に加え、戦後の混乱期のできごと、さらに戦後生まれの方には、体験者からの「聞き書き」での投稿も呼びかけた。

 募集に応じて届けられた2390通の応募作品から157点を選び、まとめた一冊で、庶民の戦中・戦後の暮らしがわかる貴重な記録かつ、戦争を生き抜いた方々からの、“いのち”のメッセージ集となっている。

 24日に刊行されたことを記念して、戦争体験者の記憶、声を未来に伝えたいという企画に賛同した2人は、最新刊『戦中・戦後』掲載作品から各一編、それぞれ朗読。本上は「この本を読んだ時、人間だけでなく動物、犬も国のために戦地へ行ったんだなと。私は知らなかったので、本当にびっくりしました」と声を詰まらせる一幕が。

 広島育ちの魚住は「原爆という思いが強い。広島で育った者としては、身近に被爆者、被爆二世、三世と言われる方がいて、同級生にもいました」と告白。実際に話しを聞いたそうで「言われもない差別、結婚や就職差別がありました。親御さんも自分の受けた放射能が次の世代に行ってしまうのではないかという恐怖と闘っていました」と明かした。

 朗読終了後、涙をハンカチで拭いており「絶対に泣かないと決めて来たのに、ごめんなさい。思い出しちゃって…」と笑わせたが、戦争の悲惨さを語った。

 紺野美沙子、キムラ緑子も出席し、それぞれ朗読した。