窪田正孝、『ヒモメン』で「愛されるニューヒーローを目指します」

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テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『ヒモメン』彼女に捨てられたくない…でも働きたくもない究極のヒモ男という新境地に挑む窪田正孝 (C)ORICON NewS inc.

 テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『ヒモメン』(毎週土曜 後11:15~深0:05)は、定職に就かず、彼女のお金だけで生きていく道を選んだヒモ男と、そんな男と同棲を続け(養い)つつ更生させようとする奮闘するヒロインの物語。ヒモであることの罪悪感はまったくない主人公“翔ちゃん”こと碑文谷翔を演じるのは、俳優の窪田正孝。

【場面写真】川口春奈に逆壁ドンされる窪田正孝

 「僕自身は、一緒に食事にでかけたら、ごちそうしたい。例えお金に余裕がなくても。そういう見栄は張りたい」と、男気があって、「料理は苦手だけど、そのほかの家事は好き。むしろ洗濯物は自分でたたみたいし、自分でできることは自分でやりたい」と、自立心もある。何より、よく働く(ドラマや映画にひっぱりだこ)。

 明らかに生き方の方向性の異なる翔ちゃんを演じるにあたり、大事にしているのは「ゆり子への愛情。それだけはブレずに表現していきたい」。難しいのは、翔ちゃんが“天性の人たらし”であるところだ。

 「彼女のちょっとした仕草を『かわいい』とほめたり、心の隙間を埋めるような言葉をかけてあげたり。それが感じ悪く見えてしまってはダメなので、あざいけどかわいいと思ってもらえるような、どこか愛きょうのある、愛されるダメ人間を僕なりに頑張って演じています」。

 女性に貢がせて自分は好き勝手に生きているだけならただのヒモ男だが、“仕事をしないことへの情熱”も半端ない翔ちゃんは、“彼女のピンチ=ヒモ生活のピンチ”として、彼女の危機に徹底的に立ち向っていくところにドラマがある。“楽に生きる”ために必死なあまり、まったく楽できていないという状況に陥っていくのだ。

 「翔ちゃんを見ていると、普通に働いた方が楽だと思います(笑)。このドラマは、誰かに依存して生きることを勧めているわけでも、肯定するわけでもありません。翔ちゃんを見て、『何だ、こいつ』って嫌悪感を抱く人もいると思います。でも、翔ちゃんの言葉にゆり子たちが救われることもあるんです。『嫌なことは、やらなくていい』とか、『夢なんか持たなくてもいい』とか。支離滅裂な感じの時もあるんですが(笑)。働くってことにがんじがらめになっている人をちょっとだけ救う、ニューヒーローを目指しています。このドラマが息抜きになってくれたらいいなって、思います」。

 猛暑の中、撮影は順調に進んでいるとのこと。夏を元気に乗り切るために、毎年欠かせない好物が「スイカ」。半玉くらいぺろりと平らげるそうだ。そして、間もなく、8月6日に誕生日を迎えると30歳になる。

 「いままで周りを見渡す余裕があまりなかったというか、そのせいで社会常識も欠けているな、と感じるようになって。自分から努めて人と接するようにしたり、いろんなものを理解しようと思うようになりました。いまのままじゃダメだと思うので、簡単なことではないんですけど、少しずつ変わっていきたいです。自分が年上の先輩方からいろいろ感じることがあるように、僕も後輩たちに何か感じてもらえるような存在になれたらと思います」。