K-POP界の新星・ONF、メンバー7人が語る「オン」と「オフ」

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ONFの(左から)ワイアット(Rap&Dance)、U(Dance)、イーション(Vo)、ヒョジン(Vo)、ジェイアス(Vo&Dance)、ラウン(Dance)、MK(Vo&Rap)

 韓国はもちろん、アジア、アメリカ、ヨーロッパ各国にも多くのファンを獲得しているB1A4やOH MY GIRL。彼らを生み出した韓国の芸能事務所・WM Entertainmentが、新たに世に送り出した7人組K-POP新人ボーイズグループONF(オンエンオフ)が、韓国デビューから1年経た8月1日、シングル「ON/OFF-Japanese Ver.-」で日本デビューを飾り、8/13付週間シングルランキング20位に初登場した。平均年齢22歳の彼らに、世界的躍進を続けるK-POP界における自分たちならではの強みや、今後の目標を聞いた。

【写真】唯一の日本人メンバー・Uをはじめ、7人のソロショット

◆歌・ダンスが上手いのは当たり前、だからこそ"素顔"も面白く発信

 昨年8月、韓国でデビューするやいなや、瞬く間に人気グループとなったONF(オンエンオフ)。その何よりの魅力は、韓国のアイドルサバイバル番組『MIXNINE』にてメンバー全員が上位にランクインしたことから"新人No.1"と評価される歌・ダンスの高いスキルと、メンバー各々の際立つ個性、さらに親しみやすいキャラクターだろう。

「ONFというグループ名に由来しているんですが、ステージなどの"オン"の時は素晴らしいパフォーマンスを見せるけれど、"オフ"の時はファンの皆さんにとって親近感のある姿を見せることを大切に考えています。単にカッコイイだけのグループというのも素晴らしいですが、それだけでなく自分たちがどういう日常を送っているのかを、少しでも面白く皆さんにお伝えすることもしたいと思っているんです」(MK/Vo&Rap)

「あるがままの姿を見せることが大事だと思っているので、舞台上では素晴らしいパフォーマンスを見せること。そうでない"オフ"の時は、普段から僕たちがやっていることや、仲良しな僕たちの間柄をオープンにすることが何より大事だと思っています」(ジェイアス/Vo&Dance)

 これは、常に進化を遂げながら世界的躍進を続けているK-POP界のなかで、抜きん出て輝くための策でもあるようだ。

「韓国では音楽番組にたくさん出させていただき、いろいろなアーティストと共演させていただいていますが、歌が上手い、ダンスが上手いのは当たり前。ですから、それ以上に各々がどういうふうな個性を出すか。そして、グループとしてどういう風なカラーを打ち出すかということが、何よりも大事ではないかと思うんです」(イーション/Vo)

「アイドル戦国時代と言われている韓国ですが、だからこそ、僕たちは誰かのマネではなく、独自のカラーを打ち出して常に憧れられるような存在でありたいと思っています」(ヒョジン/Vo)

◆メンバー7人それぞれの「個性」

 今年3月にTSUTAYA O-EASTで開催された日本初ファンミーティング『ONF 1st Fanmeeting~LIGHTS ON in JAPAN』でも、その魅力は早くも炸裂。初来日となったこのイベントには、日本デビュー前にも関わらず、1部、2部合わせて2000名を超えるファンが集まり、トークコーナーやゲームコーナーも交え大盛況となった。今回、日本デビューシングル「ON/OFF -Japanese Ver.-」発売前日となる7月31日には、マイナビBLITZ赤坂にて『JAPAN DEBUT SHOWCASE』を開催。昼夜2公演合わせて約2500人のファンが集い、日本デビューを祝福した。

「韓国と日本とでファンの皆さんの反応に違いは感じませんでした。韓国語で歌う歌も、ファンの皆さんは一緒に歌ってくださり、あらかじめ韓国でのライブと同じような掛け声も練習してきてくれていたので、とても嬉しかったです」(ジェイアス)

 そんな7人の個性を簡単に紹介すると......

「ONFのONチーム(ボーカルチーム)のリーダーです。長所は感性的な歌声と顔が小さいところ。短所は少し完璧主義な部分があるところ。好きな音楽ジャンルはバラードです」(ヒョジン)

「イーションという名前には、僕がセンセーションを巻き起こすという思いが込められています。長所は個性的な声、短所は心配性なところです」(イーション)

「ONFのOFFチーム(パフォーマンスチーム)のリーダーです。長所はとても明るくて、パワフルなエネルギーを持っているところ。短所はそのエネルギーをたくさん使いすぎてたまにダウンしてしまうところです」(ジェイアス)

「僕のニックネームは洞窟の中のように低く響く低音の魅力"洞窟ボイス"です。長所は鍛えたガッチリとした肩幅、短所は会話をする時、聞き取ってもらえないことがよくある低い声です」(ワイアット/Rap&Dance)

「僕のニックネームは、明るくて清涼感のある声からレモンです。長所は自由奔放なところ、短所は物を良く壊してしまうこと、一人でよく転んでしまうところです」(MK)

「チーム内で唯一の日本人メンバーです。ニックネームはキム・ユウト。韓国語を頑張って勉強して上達したので、そう名付けられました。短所は運動が苦手なところ、でもダンスには自信があります」(U/Dance)

「僕のニックネームはブラウンです。長所は明るくて愛嬌たっぷりなところ、短所はすぐ眠たくなってしまうところです。BIGBANGのMVを観たことがきっかけで、アーティストになりたいと思いました」(ラウン/Dance)

◆今の目標はドームツアーとテレビ番組出演

 日本デビュー曲「ON/OFF -Japanese Ver.-」は、大ヒットとなった韓国でのデビュー曲を日本語バージョンとして新たにレコーディングしたものだ。

「僕たちのグループ名がタイトルのこの曲は、オンとオフは誰かによって作られていくという内容で、僕たちのアイデンティティを表している曲だと思います。僕たちもファンの皆さんによって作られ、完成されていくのではないかと思いますので」(ジェイアス)
「途中で雰囲気がガラッと変わる"Dark Bright Dark Bright"パートのダンスがポイントです」(U)

「レコーディングで一番難しかったのは、発音でした」(MK)

「『つ』と『ず』の発音が本当に難しかったです」(イーション)

「特にカップリングの「Original-Japanese Ver.-」は、日本語での早いラップがとても難しかったです」(ワイアット)

 通常盤には、軽快なリズムの表題曲から一転、官能的なファルセットが印象的な大人な雰囲気の日本オリジナル曲「Love Arrow→」も収録。楽曲はすべて、韓国の新鋭プロデュースチーム・MonoTreeが手がけている。

「僕らの音楽は自分たちにしかない新しい音楽だし、ダンスもほかのグループとは違って変わっている。音楽もダンスも、常に新しいものを取り入れているところも僕たちにとっての強みだと思います」(U)

 そんな彼らの今後の目標は?

「日本で1人でも多くのファンの方にお会いできたら嬉しいです。最終的には日本でドームツアーがしたいです!」(ラウン)

「日本のテレビ番組にも出演したいです。音楽番組はもちろん、メンバーみんなの個性が発揮できるようなバラエティ番組にも出たいです。例えば、MKのギャグの面白さをぜひ紹介したい(笑)」

 米ビルボード1位という快挙を成し遂げたBTS(防弾少年団)の後任として、韓国の大手通信会社「SKテレコム」のCMキャラクターにも抜てきされたONF。K-POPシーンに誕生した大きな新星が、日本の音楽シーンでどんな輝きを見せてくれるのか、今後の活躍に期待したい。

文:河上いつ子