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県会閉会、参院選へ始動 選対組織や戦術確認へ

 第21回参院選に向けて県内各政党の主力となる県議は3日、6月定例県議会の閉会で実戦の準備に走り出した。昨年11月の知事選以降、統一地方選、参院福島選挙区補選と激戦が続いた県内は、地方議員や支持層の疲労感もあって盛り上がりを欠く前哨戦となっており、各党とも中央での政治決戦の勝利を目標に掲げて選対組織や戦術の確認を急ぐ。
 自民党県連は同日の党議で、橋本克也幹事長が「県連再生の戦いという共通認識で一層、取り組みを強化してほしい」とげきを飛ばし、支持基盤の再構築に全力を挙げるよう指示。福島選挙区立候補予定の森雅子氏(42)陣営は5日、郡山市で総合選対本部会議を開く。
 民主党県連は6日に3回目の総合選対本部会議を開き、同選挙区の金子恵美氏(41)のトップ当選に向け活動を本格化させる。目標得票数を45万票に設定しており、年金問題や久間防衛相辞任の追い風も生かし、2位当選者に5万票差をつけての勝利を目指す。
 選挙区に宮本しづえ氏(55)を立てる共産党県委員会は、年金問題、暮らしと貧困格差の問題、憲法問題の3点に絞って政策論争を挑む。目標は選挙区当選とともに比例代表での県内10万票以上の獲得。福島市のほか、いわき市にも選挙拠点を設けて支持拡大を図る。
 社民党県連は12年ぶりの独自候補となる小川右善氏(57)の勝利へ、県議会閉会後すぐに総合選対本部の事務局幹部会を招集した。古川正浩選対本部長、加藤雅美事務局長らは選挙区候補の第一声など今後の日程を協議、さらに比例代表とのセット戦術も詰める。
 公明党県本部は比例代表で重点候補を擁しており、4日来県する同党の現職閣僚の集会などを通して地域票の掘り起こしを進める。選挙区は自民公認候補の推薦を決定しており、自民への「逆風」を警戒しながら選挙協力の在り方を検討する見通しだ。
(2007年7月4日 福島民友参院選ニュース)

 
 
 

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