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課題整理、票固め急ぐ 参院選後半戦へ

 参院選は20日、運動の折り返しを迎える。福島選挙区に立候補した社民の小川右善候補(57)、自民の森雅子候補(42)=公明推薦、共産の宮本しづえ候補(55)、民主の金子恵美候補(42)の新人4人の陣営は後半戦に向けて、前半戦の課題を整理して戦術を見直し、票固めを急ぐ。
 小川候補の陣営は、支持団体の労働組合内での浸透が不十分と分析。後半戦では地区ごとに組合員への浸透を図るほか、各地区の組合の退職者にも支持を広げる方針。陣営幹部は前半戦について「党員への浸透が中心で党外への広がりが十分ではなかった」とし、主張の重点などは変えることなく無党派層への支持拡大も徹底させる。
 森候補の陣営は、前半戦を「中央からの逆風が予想以上に厳しい」と分析。党所属国会議員、県議、市町村議の後援会や支持母体の末端まで浸透を急ぐほか、友好団体の票の掘り起こしを徹底させ、特に地元いわき市など大票田での浸透に全力を挙げる。また無党派層に向け、年金や農業分野の党政策の浸透、与党の実績、実行力を訴える。
 宮本候補の陣営は、今週末に志位和夫共産党委員長ら党幹部、国会議員を投入した大型街頭演説を展開、政策の幅広い浸透を図る。選対本部は年金問題などで与党批判票を投じる意向の有権者でも政党選択は確定していないと分析。後半戦は政治課題の論点を整理した街頭演説で有権者に政党選択を促し、与党批判票の取り込みを目指す。
 金子候補の陣営は、県内全域への後援会設立を目指しており、国会議員や県議らの組織を基盤に50以上の後援会ができた。団体からの推薦も1300を超えた。陣営は世論調査の結果を受けた選対の緩みを警戒。今週から陣営幹部が各地区選対を訪れ、引き締めを図る。今週末が最重要の局面とみており、労組など基盤固めを急ぐ。
(2007年7月20日 福島民友参院選ニュース)

 
 
 

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