民主、最多の12人出馬
自民は公認・所属37人
県議選立候補者の党派別人数を前回と比較すると、最大会派の自民党は37人で、推薦1人を含めても38人と前回の41人を3人下回った。党籍証明を出した双葉郡の無所属現職の候補者が急きょ、同党所属で届け出たため、現職は31人、元職1人、新人5人の陣容。推薦1人を含め全立候補者の47.5%で、前回より5.1ポイント下回り、過半数を割った。県議会第一党の座を死守するため、全選挙区で候補者擁立を目指したが、二本松市、白河市、南会津郡、河沼郡の4選挙区での擁立を見送ったことが響いた。
一方、民主党は公認候補が前回の4人から12人に大幅増。現職6人に、元職1人、新人5人を加えた。民主党として初挑戦となった前々回の県議選以降、過去最多で、無所属の推薦候補9人を含めると21人に上った。元民主党参院議員の佐藤雄平知事の誕生を受け、佐藤県政を支えるためにも県議会第二会派・県民連合の勢力拡大を目指す。
共産は前回を2人下回る6人を擁立。前回選挙で失った議会運営に参画できる交渉会派(5議席以上)の資格奪還を目標にする。
社民は現職3人、新人1人で前回と同じ4人。公明は現職2人、新人1人の3人で、現有議席の必獲を狙う。3人擁立は4回連続。
無所属は前回同様に18人で、このうち自民、民主、公明、社民の各政党の推薦を受けていない候補は8人。内訳は現職3人、新人5人となった。
(2007年3月31日 2007統一地方選福島民友ニュース)
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