立候補者 最低の232人/町村議選
16町村で告示された町村議選(一般選挙)の立候補者数は232人で、前回の400人を168人下回り、過去最低を更新した。
立候補者の減少は「平成の大合併」に伴う自治体減や、町村合併後初の改選で、在任特例を解消する新定数での選挙となったり、議会のスリム化が図られ、9町村で定数が2から最高で26、合計で51議席減ったためとみられる。平均競争倍率は、前回より0.03ポイント高い1.14倍。
立候補者の現新内訳は、現職が167人で72%(前回292人、73%)、新人が59人で25.4%(同102人、25.5%)、元職は6人で2.6%(同6人、1.5%)。
政党別では、共産が13人(前回22人)、公明3人(同3人)のほか、自民、民主、社民は前回同様にゼロで、9割以上の216人が無所属だった。
女性候補者は、8人で全体の3.4%。前回は人数が初めて二けたの16人(4%)で過去最多だったが、今回は人数、割合ともに前回を下回った。
(2007年4月18日 2007統一地方選福島民友ニュース)
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