地デジ・ワンセグ Q&A


 高画質・高音質のハイビジョン放送や、身近な情報を取り出せるデータ放送など新しいサービスが提供される地上デジタル放送。携帯端末で視聴できるワンセグ。その特長をQ&A方式でまとめた。



 ●地上デジタル放送はこれまでの放送とどう違うの?
最大の魅力は何と言ってもハイビジョン放送。画面の精細さを表す画素数で比べると、現行アナログ放送が約35万画素なのに対し、地上デジタル放送のハイビジョンは約200万画素。きめ細かさは5倍以上で鮮明な映像が楽しめる。

 ●データ放送とはどういうもの?
天気予報を例にすると、現行では天気番組を見逃せば、ほかのチャンネルや次の放送時間まで待たなければならない。しかし、データ放送ならば放送局が提供する天気予報を、リモコン1つで取り出すことができる。天気のほか、ドラマの関連情報、スポーツ選手の記録なども見ることができ、放送の楽しみがぐんと広がる。

 ●ところで、今のテレビは見られなくなるの??
2011年7月までアナログ放送は続くが、それ以降は、地上デジタル放送チューナーが付いていないテレビは映らなくなる。チューナーを付ければ使えるが、古いテレビはハイビジョン画質ではないので、地上デジタル放送の新しいサービスを十分に楽しむことはできない。

 ●ワンセグって何?
地上デジタル放送では一つの放送局につき、映像や音声データを、13の「セグメント」に分割して送出します。 「ワンセグ」というのは、「13セグメント」の中の「1セグメント」を利用するため、「ワンセグ」と呼ばれています。

 ●ワンセグ放送の画質と音声は?
画質は、毎秒15フレーム以下の簡易動画を想定、受信機のサイズをふまえた十分な画質。音声に関してはステレオ放送も楽しむことができる。もっとも公共のスペースで視聴する際には、イヤホンなどを利用し、マナーを守ることは当然のこと。

 ●ワンセグ放送が受信できるのは携帯電話だけ?
携帯電話のほかにも、PDA、ポータブルPC、ポータブルTV、カーナビなど、さまざまな端末が登場してきそうだ。TPOに合わせたスタイルで視聴することができるようになるだろう。

 ●デジタル放送を録画したものをダビングができるか?
デジタル録画機器へのダビングはできない。デジタル技術は録画やダビングを繰り返しても画質・音質がほとんど劣化しないため、地上デジタル放送では不正なコピーから著作権を保護する仕組みが取り入れられた。それが「1回だけ録画可能」なコピー制御信号。「1回だけ録画可能」なデジタル放送を録画した場合は他のデジタル録画機器にダビングできない(アナログ録画機器での録画はできる)。
 でも、ハードディスクからなら他の記録メディアに移動することはできる。ムーブ(移動)機能がついている録画機器を使用すれば、録画された番組を他のメディアに移動することはできる。ただし、元の記録メディアからは消去される。
 (例)ハードディスクに録画した番組をDVDに移動することはできるが、ハードディスクの番組は消去される。

 ●デジタル放送は「専用のカード」を差し込まないと、受信も録画もできないと聞いたけど、どうして?
B−CASカード=イラスト=が必要になる。B−CASカードは、正規のデジタルチューナーやデジタルチューナー内臓のテレビ・録画機器を購入した際に同梱されているICカード。著作権保護の観点から、地上デジタル放送には番組の不正コピーを防止するための暗号がかけられており、B−CASカードを機器に挿入していないと受信も録画もできない。


 
 


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