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課題は“中高同時開校” 「準備期間短い」…県教委は難色

 中高一貫校の準備は、今月中にも発足する新たな協議の場で動きだす。課題は中高同時開校。県教委は将来的な併設型には理解を示すが、開校を目指す2015(平成27)年春の県立中学校設置は困難という立場を崩さない。
 県内の県立中学校は、同じ敷地に中学校と高校がある併設型の中高一貫校として07年開校した会津学鳳中がある。旧若松女高を母体に中学校併設まで約5年の準備期間があった。
 双葉郡の中高一貫校は県立の高校と中学の新設に加え、避難の受け皿の役割と、海外留学の導入など先進性も両立するカリキュラム作りが必要とされる。ある県教委幹部は「(実績ある)高校ならば可能だが、運営実績の少ない中学も含めた場合、開校までの準備期間が短すぎる」と話す。すでに再開した郡内の中学校から一貫校に生徒が流れるかもしれない影響も検討する必要があるとし、「開校時の中学併設は難しい。子どもたちが夢を持てる、しっかりした中学校を作ることが県教委の責任」と県教委幹部は言い放つ。
 一方、県立中学校の併設が開校時に実現しない場合、双葉郡の町村長からは「(生徒を呼び戻す)メッセージ性、アピール性が不足するのではないか」との声が上がる。

 文科省は「併設型」スタート求める
 文部科学省は、中高一貫校を国際的な人材育成のモデル校とする「スーパーグローバルハイスクール」に指定することを視野に入れている。財政的な支援面でも課題があるとして、文科省は併設型を求めている。
(2013年9月7日 福島民友ニュース)



 

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