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菅野典雄飯舘村長に聞く 生きていた飯舘の「までい」精神

仮設焼却炉受け入れの思いを語る菅野典雄飯舘村長

 村内への仮設焼却炉設置や周辺市町の廃棄物受け入れを決めた思いを飯舘村の菅野典雄飯舘村長に聞いた。

 ―仮設焼却炉の設置を受け入れた理由は。
 「飯舘村政のスローガン『までいライフ』には『相手のことに少しでも思いを巡らす』という考えがある。できることは自分たちで取り組むべきという自主自立の考えに併せ、避難後に多くの人からいただいた支援に、感謝の気持ちを示したいという思いがあった」

 ―減容化施設はなぜ必要なのか。
 「除染を進める中で、当初予定よりも多くの除染廃棄物が生じることが分かった。福島県を除染廃棄物だらけにするわけにはいかない。中間貯蔵施設も双葉郡だけの問題ではなく、運び込む前に少しでも量を減らす必要がある」

 ―仮設焼却炉設置への思いを。
 「福島県は長く関東圏に電気を送ってきたが、他県から『除染廃棄物は全て福島に置くべき』という悲しい声がある。廃棄物を受け入れたくないのは当たり前かもしれないが、できる範囲で取り組まなければ何も解決できない。施設は蕨平住民をはじめ村民、議会や区長会などの理解で設置できた。飯舘の『までい』の精神は避難中でも生きていたのだと感激した」

(2013年11月10日 福島民友ニュース)



 

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