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【広野町・鈴木 正範さん】 “古里の川”環境取り戻す

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸4年を迎えた今も、住み慣れた土地を離れての避難生活が続き、農作物や観光業での風評被害に悩まされるなど、特有の課題に直面する本県。その逆境の中、県民は復興と再起を目指しながら懸命に前へと進んでいる。県内各市町村の59人に、古里への思いや希望、目標などを語ってもらった。
 広野町中央部を流れる浅見川の環境整備を20年以上続ける。震災と原発事故で町の環境は大きく変わったが、「広野を流れる素晴らしい川の魅力を必ず取り戻したい」と話す。
 広野町には童謡「とんぼのめがね」にも歌われた里山が広がる。だが原発事故後の住民避難などで荒廃が進み、放射線の影響から山菜採りや釣りも気軽な遊びではなくなった。
 「このままでは町の魅力が消えてしまう」。町に帰還後の2012(平成24)年から、代表を務めるNPO法人「浅見川ゆめ会議」の仲間と一緒に浅見川の環境改善を開始、アユの産卵場の整備や河川敷の草刈りに取り組んだ。
 今年は川の上流域に自生するアケボノツツジを増やす活動にも挑戦したいと考えている。「震災前の環境を取り戻すことが町の復興につながる。いつかは震災前のように子どもたちが遊べる川にしたい」と話す。
(2015年3月11日 福島民友ニュース)



 

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