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【双葉郡内小・中学校】 少人数「一人一人が主役」意欲高く

 会津若松市で開校している大熊町の大野、熊町両小は本年度、両校の学級を統合したほか、体育などの教科を複数の学年で、合同で行う取り組みを始めた。
 両校は震災直後、在籍予定数の半数に当たる計357人で再開したが、現在の児童数は約6分の1。減少の理由は浜通りなどへの転居がほとんどだが、十分とは言えない学習環境などを考慮して、入学しない子どももいるという。
 「年度替わりや各学期に必ず転校する子どもがいる。残された子どもたちは友達が減る不安を抱えている」と大野の東條有克校長(58)は話す。両校は少人数の利点を生かして、複数の教員による手厚くきめ細やかな指導を開始。「マイナスをプラスに変えたい」と東條校長は力を込める。
 児童の学習に対する意欲は高い。熊町の堀本晋一郎校長(54)は「少人数なので一人一人が主役。児童の役割も増え、活動の場が多い」と説明する。特色ある教育に取り組む両校だが、児童は減り続けている。武内敏英教育長(71)は「存続についての見通しはないが、子どもに寄り添い、復興に寄与する教育を続けることは変わらない」と強調した。
(2015年9月4日 福島民友ニュース)



 

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