小熊氏、週明けにも離党 後援会要請に出馬前向き
期衆院選で福島4区から立候補の意思を固めている会津若松市選出の県議、小熊慎司氏(40)=自民・2期=は12日、同市で開かれた後援会役員会で出馬要請を受け、立候補に前向きな姿勢を示した。週明けにも自民党県連に離党届を提出する。19日に開かれる役員会で立候補を正式表明するとみられる。
小熊氏は役員会終了後、報道陣の取材に対し「重大な要請をいただいた。1週間かけて答えを出したい」としたうえで、「会津地方を取り巻く環境は厳しい中にある。新しい政治を熱望している有権者の声を聞きたい」と意欲をのぞかせた。また「政党のために政治があるのではなく、有権者のための政治でなくてはならない」と政党にこだわらない考えを示した。
連合後援会の斎藤斗志郎会長は「会津地方の閉塞感を打破せねばならない。この地域がどうあるべきか、政策を打ち出してくれることを期待している」と、小熊氏の要請受け入れに自信を示した。
小熊氏が次期衆院選で立候補の意思を固めたことについて自民党県連の斎藤健治幹事長は同日、「離党届が県連、会津若松支部に出ていない中で軽々しく話はできない」と語った。
(2009年6月13日 福島民友衆院選ニュース)
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