自民、公明、共産、社民、国民新、みんなの党、改革クラブ、新党日本の各党は１７日、衆院選比例区の名簿登載順位を発表した。自民党では比例東北で、本県の小選挙区候補５人全員が重複立候補、５区のコスタリカ方式解消を受け３区に選挙区を替える吉野正芳氏（６１）が名簿１位に登載された。ほかの４人はいずれも名簿順位３位の登載となった。
　民主党の名簿発表は１８日にずれ込み、同日未明に順位を付けていない比例名簿を発表した。県連が東北ブロックの比例単独立候補予定者として党本部に申請した４人のうち、元衆院議員の鈴木久氏（６８）、県理学療法士会長の山口和之氏（５３）、元南相馬市議の渡部一夫氏（６１）の３人が名簿に入り、比例単独での立候補が決まった。県内小選挙区の５人全員は重複立候補する予定。
　共産党は比例単独で福島市出身の新人宮本しづえ氏（５７）を２位に名簿登載した。公明党も比例単独で石川町出身の元職若松謙維氏（５４）を名簿２位に擁立。みんなの党は小熊慎司氏（４１）が比例名簿１位で重複立候補。諸派の幸福実現党は新人秋元真樹氏（６１）を３位に決めている。
（２００９年８月１８日　福島民友衆院選ニュース）