県内の期日前投票 前回を大幅上回る
県選挙管理委員会は29日、衆院選公示翌日の今月19日から28日までの期日前投票(小選挙区)の中間状況を発表した。県内投票者数は19万1787人で、前回2005(平成17)年衆院選同時期(12万7588人)の1.50倍。前回最終の期日前投票者数17万4688人を、最終日を残して上回った。
本県の衆参両院の国政選と知事選を通じて期日前投票者数が最も多かったのは07年参院選の19万5592人で、最終日投票分を加えれば今回の衆院選が過去最多を記録するのは確実な見通し。
前回衆院選は最終日に4万7100人が投票を済ませており、大幅に上積みされる可能性がある。
県内の全有権者数に占める割合は11.50%。葛尾村は有権者1317人のうち、28日までに367人(27.87%)が1票を投じており、有権者の4人に1人以上が投票を済ませた。県内の市町村で最も投票者数が多かったのは郡山市の3万4944人。
投票を済ませた有権者のうち、14万6021人(76%)が市部の有権者で、町村部は4万5766人(24%)。桧枝岐村を除く58市町村で前回を上回っている。市部は伊達市の前回同期比1.88倍、町村部は塙町の同2.49倍が最高。
(2009年8月30日 福島民友衆院選ニュース)
|