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3区に吉野氏、5区に坂本氏で最終調整

 次期衆院選に向け、自民党が解消方針を打ち出した福島5区のコスタリカ方式の候補者調整で、党選対は29日までに、5区に坂本剛二氏(63)=6期=を、現職不在の3区に吉野正芳氏(60)=3期=を擁立する方向で最終調整に入った。「国替え」が伴う3区の候補者は比例東北での名簿順位1位で優遇するとみられる。しかし坂本、吉野両氏ともにコスタリカ堅持を強く要請しており、両氏が所属する町村派の町村信孝会長は同日、「この方向(堅持)になる」と明言。今後はぎりぎりの調整が続くとみられ、両氏の対応が焦点となる。
 党選対は18日に佐藤憲保県連幹事長に1、5区のコスタリカ方式の解消方針を伝えた上で、このうち5区は、現職不在の3区の候補者人選と絡めて調整を進めてきた。
 既に1区は佐藤剛男氏(71)=5期=が28日に今期限りでの引退を表明。比例東北に回る順番だった亀岡偉民氏(53)は29日に後援会役員会で同区からの立候補を正式表明し、同区のコスタリカ方式は解消されることが確定した。
 党選対は残る5区の候補者調整を急ぐとともに、空白区の3区の人選を並行して進めている。党選対は坂本、吉野両氏のいずれかを3区に「国替え」させる方向で検討し、最終的に今回小選挙区に回る順番の坂本氏を5区、比例東北に回る吉野氏を3区に擁立する方向で調整に入った。
 一方、坂本、吉野両氏の後援会は29日、県連と党本部に「コスタリカ方式の堅持」を要請した。坂本剛二連合後援会の大平良夫会長によると、党本部で対応した町村会長は「両陣営が力を合わせて必ず議席を取ってください」と話したという。
 党選対の調整について同日、吉野氏は「正式に何の話もない。コスタリカの堅持でしか動かない」と話した。坂本氏も「何も聞いていない。町村会長が言うなら、そうなるのではないか」と語った。
(2008年9月30日 福島民友衆院選ニュース)

 

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