古賀氏「方針変更なし」/福島5区自民コスタリカ解消
次期衆院選の福島5区の自民党コスタリカ方式解消問題で、県連の岩城光英会長と佐藤憲保幹事長は1日、堅持を求める地元からの要望を受け、党本部で古賀誠選対委員長と会談した。
コスタリカの解消について古賀委員長は「方針に変更はない。それ以外の選択はない」と語ったという。
一方、いわき市の経済、農林漁業の政治団体は同日、党本部にコスタリカの堅持を要望した。
有賀敬四郎日本商工連盟いわき地区代表世話人らが菅義偉選対副委員長に要望したが、有賀代表によると、菅副委員長は「コスタリカの廃止は既に決まっている」とし、党が実施した世論調査での支持が伸びていないことを挙げ「一足す一が二になっていない。党勢拡大にはつながらない」とコスタリカ方式の解消を強調したという。
また、党東北ブロック両院議員会は同日、総選挙に向けた会議を開いた。3区への国替えで最終調整が進んでいる吉野正芳議員は「力をそぐことになる」とコスタリカ継続に理解を求めた。
会長の加藤紘一元幹事長は、継続に理解を示したが「党本部の方針は厳しいようだ」と感触を伝えた。
(2008年10月2日 福島民友衆院選ニュース)
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