県議選の開票作業は午後11時45分終了見通し
県選管によると、4月10日投開票で行われる県議選は同日午後11時45分、県内すべての市町村で開票が終了する見通し。最後に開票を終えるのは郡山市で、前回より20分遅く終了する。県選管は「郡山市は有権者が増えたことで前回より遅く設定したが、市選管の努力で短縮される可能性はある」としている。県選管の試算では、午後11時には県全体の開票率が95%に達する見込み。
各市町村の開票終了時刻は【別表】の通り。
午後10時30分までには福島、郡山を除く57市町村で開票が終了する。前回選挙戦に入り、投票所を設けた市町村のうち20市町村が前回から早まる見通し。いわきは、投票所の閉鎖時刻を前回より1時間繰り上げることで、開票終了時刻が50分早まる。浪江は前回開票作業で、期日前投票箱を開票所に運び忘れるミスが発生、開票時間が大幅に延びたことを踏まえ、今回は1時間10分の短縮を見込む。
一方、前回よりも開票終了時刻を遅く見込むのは郡山、南相馬、本宮の3市。南相馬は、前回は旧原町市選挙区のみの開票で、今回は原町、鹿島、小高の各区を合わせた同市全体の開票となり、有権者数が前回比1.5倍となるため、36分遅くなるとした。本宮が3分ほど遅く見込むことについて、県選管は「誤差の範囲で遅くなるとの認識はない」としている。
(2011年2月24日 福島民友ニュース)
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