県内15市町村が統一地方選「実施困難」と意思表示
東日本大震災により4月に予定されている統一地方選の実施を延期する市町村の追加指定で、22日の1次指定に漏れた会津若松市や福島市など県内の15市町村が23日、総務省の意向調査で「実施困難」とあらためて意思表示した。県は市町村の意向に沿って指定を申請する方針。
「実施可能」と回答した市町村は喜多方市や南会津町、矢祭町、玉川村など7市町村。
実施困難とした市町村は、被災地からの避難者を受け入れていたり、庁舎が被害を受けているなど各種事情を抱えている。
同省は当初、「延期は甚大な被害を受けた市町村に限る」との見解を示していたが、22日の1次指定では、被災者の受け入れ対策などを指定要件に加える内容を示していた。
(2011年3月24日 福島民友ニュース)
|