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2011統一地方選(福島)
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被災者配慮、静かな戦い 喜多方は選挙カー、マイク自粛

被災者配慮、静かな戦い 喜多方は選挙カー、マイク自粛

有権者とがっちりと握手する候補者=JR喜多方駅前

 統一地方選の後半戦で、県内のトップを切って17日に告示された喜多方市議選では、震災や原発事故の被災者への配慮から、現職の候補者は選挙カーと屋外での拡声機の使用を自粛、かつてない静かな選挙戦がスタートした。
 通常の選挙なら町中にこだまする「お願いコール」が選挙戦のスタートを市民に知らせるが、今回の市議選にはない。各候補者は自転車、電話、はがきやメールなど独自の戦術をとっている。ある陣営の幹部は「世間は自粛ムードで選挙という状況ではない。電話作戦になる」。ある現職は「先が全く読めない。市内全域を歩いて、政策をアピールしたい」と語った。
 新人候補の一人は現職候補らと同じく選挙カーなどの使用を自粛、自転車で市街地などを回り、マイクを持たず街頭演説した。元職、新人の計2人が立候補したある党だけは選挙カーを使用。陣営幹部は「正々堂々と政策を訴えていく」と語った。
 市内の主婦(55)は「選挙カーが来ないので静かだが、候補者の名前や政策が分からない」と嘆く。会社員男性(36)は「候補者には災害対策に全力を注いでほしい」と期待を込めた。
(2011年4月16日 福島民友ニュース)



 

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