県議選へ必勝誓う いわきで民主、自民が総会
民主党第5区総支部(いわき、南双葉)と自民党いわき総支部はそれぞれ30日、いわき市で総会を開いた。ともに、11〜12月の実施が濃厚と見られる県議選での必勝を誓った。
課題解決の拠点に 民主党第5区総支部
民主は市労働福祉会館で開き約50人が出席。総支部代表の吉田泉財務政務官が「双葉郡の人たちが戻るため、除染など課題を解決するための拠点がいわきになる」と述べ、また「総選挙の前哨戦となる県議選が次の大きな戦いの場」と立候補予定者4人の必勝を訴えた。双葉町村会長の井戸川克隆双葉町長、樫村弘市議、阿部宏之連合福島いわき地区連合議長が祝辞を述べた。現在の原子力政策からの脱却、5区に復旧復興対策本部を置き、特別立法成立への取り組みを盛り込んだ活動方針を承認。任期満了に伴う役員改選では吉田総支部代表が再任された。任期2年。
復旧復興向け一丸 自民党いわき総支部
自民はいわき建設会館で開き約50人が出席。青木稔総支部長が「国の復興への取り組みは歯がゆく、政権奪還が必要。浜通りの復興へ全力を挙げるのが使命」とあいさつ。県連会長の吉野正芳衆院議員、岩城光英、森雅子両参院議員、清水敏男県議、坂本剛二前衆院議員が、自民が中心となった復旧・復興のための議員立法の成果を強調した。復旧・復興、原子力災害への対策強化、県議選での勝利などを重点として活動方針を決定。復旧・復興へ一丸となり取り組むことをアピールする大会宣言を採択した。任期満了に伴う役員改選では青木総支部長らを再任した。任期2年。
(2011年8月1日 福島民友ニュース)
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