若松市長選「終盤の情勢」 互角の戦い、激しさ増す
7日投開票の会津若松市長選は終盤に入り、元県議の室井照平候補(55)、元河東町長の栗城春夫候補(60)が市内全域を精力的に遊説し、支持を訴える。互角の戦いは激しさを増し、両陣営ともデッドヒートは投票日直前まで続くとみている。
室井候補は街頭演説や個人演説会で、市議や県議、民間企業での経験を通した「民間目線の市政運営」を強調。自民党会津若松支部や現職の菅家一郎市長(56)の後援会の支援とともに、市内全域に組織した地区後援会などをフル稼働させ、票の上積みを図る。
栗城候補は連日の個人演説会で、河東町長のキャリアや会津若松市職員の経歴を通した「豊かな行政経験と即戦力」をアピール。民主党県第4区総支部や会津若松地区連合が組織の引き締めを図るとともに、後援会や女性の会などが支持拡大に全力を挙げる。
両陣営とも大票田の旧市内を決戦場と位置付け、遊説最終日の6日は旧市内に絞って巡る。
(2011年8月5日 福島民友ニュース)
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