定数3超少数激戦へ 郡山市議選28日告示
28日に告示される郡山市議選(定数40)には43人が立候補するとみられ、少数激戦となる見込み。26日現在の福島民友新聞社の調べでは現職29人、元職1人、新人13人の計43人が立候補を予定している。
立候補予定者の年代別では、50代が最多の24人、次いで60代が13人、40代が3人、70代が2人、30代が1人となっている。立候補予定者43人の平均年齢は57.8歳。
党派別では無所属が現職20人、元職1人、新人10人の計31人。公明は現職4人。社民は現職2人、新人2人の計4人。共産は現職3人。民主は新人1人。男女別では男性37人、女性6人となっている。前回2007(平成19)年4月の立候補者は46人で、投票率は56.87%だった。
いずれも東日本大震災からの復旧・復興と被災者支援、原発事故後の放射線対策を前面に打ち出す中、ゲリラ豪雨対策や中心市街地の活性化、議員定数の削減などを掲げる立候補予定者もいる。
告示を28日に控え、選挙態勢を本格化させている各陣営に対し、原発事故収束の見通しが立たない中での選挙に市内の選挙ムードは今一つ低調気味。郡山市選管は節電対策と期日前投票の周知が図られたとして、同市議選以降全ての選挙で全投票所の当日投票時間を2時間繰り上げるとしており、投票率にどう影響を与えるかも注目される。
(2011年8月27日 福島民友ニュース)
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