県議選・双葉郡選挙区の避難者は不在者投票で対応
11月10日告示、同20日投票で実施する県議選で、県選管は28日、双葉郡選挙区(定数2)について、仮役場近くや仮設住宅設置以外に居住する避難中の有権者の投票を、現行の不在者投票で対応する考えを示した。福島市で同日開いた政党代表者打ち合わせ会で明らかにした。
県選管によると、民間賃貸住宅や親類宅に身を寄せる県内外の避難者に対し、住所変更時に郵便局に届け出る転送サービス制度を利用、郵送で県議選の通知や不在者投票の資料、選挙運動はがきなどを送り、周知する考え。このほか、告示後は県のホームページなどで県議選立候補者の情報を伝える。選挙カーによる活動、演説会については、公職選挙法上、区域外でも可能なことをあらためて示した。
(2011年9月29日 福島民友ニュース)
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