県議選告示まで1カ月 83人が立候補予定
東日本大震災で延期され、11月10日告示、同20日投票で行われる県議選は10日、告示まで1カ月となった。先月の実施決定以降、4人が新たに立候補を表明し、立候補予定者は現職、新人、元職合わせて83人となり、19選挙区のうち13選挙区で選挙戦に突入することが確実な情勢となった。
一方、双葉町選挙管理委員会が避難先の埼玉県加須市と郡山市に投票所、加須市に開票所を設置する方針を県選管に伝えるなど、即日開票により行うことが固まった。多くの有権者が県内外に避難し、所在確認や不在者投票の増加など多くの課題を抱える中、県議選は告示まで1カ月となり、準備作業が本格化する。
9日現在、立候補を予定しているのは現職44人、新人35人、元職4人の計83人で、前回2007(平成19)年4月より3人増えた。新たに立候補を表明した新人は、郡山市、白河市・西白河郡、河沼郡、双葉郡の各1人で、白河・西白河、河沼郡は選挙戦となる。
(2011年10月10日 福島民友ニュース)
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