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2011統一地方選(福島)
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神経とがらす各選管 大熊は二重投票防止対応

 10日に告示される県議選や避難区域の6町村の町長選、町村議選を前に、各選挙管理委員会は9日、避難先の事務所で本番へ向けた最終確認に追われた。大熊町は県内外からの応援を受け、万全の態勢で選挙事務に当たる。有権者の所在確認に加え、不在者投票用紙の勘違い請求が相次ぐなど“心配の種”は尽きないが、各選管の職員は「周知には努めてきた。震災や原発災害の影響が投票率に大きく影響しないよう祈る」と話し、20日の投票日が気掛かりな様子。有権者の行動に期待するばかりだ。
 有権者が全国に散り散りに避難している大熊町は、県議選、町長選、町議選のトリプル選となる見通し。町選管は、9月上旬から会津地方振興局をはじめ、青森県、東京都からも計12人の応援を得て選挙事務に当たる。同町は会津若松市といわき市に1カ所ずつ投票所を設ける。通常なら有権者は所定の投票所で投票を行うが、今回はどちらでも投票ができる。二重投票を防止するため、両市の投票所をオンラインでつなぐシステムを導入する。
(2011年11月10日 福島民友ニュース)



 

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