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>> 統一地方選ニュース
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延期の「県議選」告示 復興訴え舌戦入り
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仮設住宅で、避難生活を送る有権者に支持を訴える候補者=10日午前、二本松市
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により4月の統一地方選の実施から延期された第17回県議選は10日告示され、19選挙区定数58に対し計88人が立候補した。約8万人の有権者が選挙区外で避難生活を余儀なくされる中、震災、原発事故からの県土の復旧・復興、住民帰還への対応を焦点に、無投票の5選挙区を除く14選挙区で20日の投票日に向け、通常よりも1日長い選挙戦がスタートした。
今回の県議選は市町村合併による選挙区見直し後の初の選挙で、23選挙区から19選挙区に削減されたが、立候補者数は2007(平成19)年の前回と比べ8人増えた。現職が前回より8人少ない44人、元職は1人多い4人、新人は15人多い40人で、世代交代がなるかも注目される。女性は前回より1人増え、過去最多となる11人が立候補した。
政党別では、自民32人、民主23人、公明3人、共産6人、社民4人、みんなの党3人、無所属17人。最大会派の自民党は現有26議席から過半数の回復を目指し、民主、社民両党と無所属系で固める第2会派の県民連合は現有19議席から第1会派を狙う。他党・他会派も躍進をうかがい、激しい議席争いが繰り広げられる。
埼玉県加須市に役場機能を移転した双葉町をはじめ避難区域の12市町村で約8万人の有権者が県内外で避難生活を続けたままで、対象選挙区の立候補者も区域を超えた選挙活動を展開する異例の選挙となる。
(2011年11月11日 福島民友ニュース)
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