県議選の期日前投票2.3倍に 広野町は15倍の大幅増
東京電力福島第1原発事故で8万人以上の避難有権者を抱える県議選(20日投開票)の期日前投票は、前回の県議選(2007年4月)と比べ約2.3倍増えていることが16日、分かった。県選挙管理委員会が、告示(10日)翌日から15日までの中間集計を公表した。
避難区域がある双葉郡選挙区(8町村)でみると、前回比約4.1倍増で、そのうち9月末に緊急時避難準備区域が解除された広野町は約14.7倍増と一気に跳ね上がった。
広野町選管は「町議選との同日選となり、(避難住民が多い)いわき市の仮設住宅に期日前投票所を設けたからではないか」と話している。
(2011年11月17日 福島民友ニュース)
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