「県議選」20日投票 双葉など8市町議選も
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で4月の統一地方選の実施が延期された第17回県議選は20日、投票が行われ即日開票される。復旧・復興への対応を焦点に選挙戦に入った14選挙区で、計81人が最終盤の戦いを繰り広げている。
約8万人の有権者が県内外に避難する中、各候補者とも脱原発や復旧・復興の推進などを訴えるが、選挙戦では明確な争点が見いだせない状況で有権者の関心は低く、投票率の低下が懸念されている。
役場機能を移している双葉郡8町村と飯舘村は、それぞれの避難先で投開票事務を行う。双葉町は埼玉県加須市で開票を行う。
県議選と同日選で行われている大熊町長選と、相馬、川俣、広野、川内、大熊、双葉、葛尾、新地の8市町村議選も20日、投票が行われ、即日開票される。
(2011年11月18日 福島民友ニュース)
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