県議選の期日前投票は18日現在で1.8倍に
県選管は19日、第17回県議選の期日前投票の投票者数が18日現在、11万6233人に上り、2007(平成19)年の前回より約1.8倍に増加したと発表した。特に避難区域の市町村の投票者数が多く、双葉郡8町村の総投票者数は有権者5万7000人余りに対し約2割に当たる1万1793人で、前回の約2.3倍となった。
県全体の有権者数に対する投票者数の割合が8%程度になる中、避難区域の各市町村は、避難先の仮設住宅を巡回して投票所を開設したことで、期日前投票の投票者数が増えたとみられる。
双葉郡8町村では、有権者数が1万人を超える富岡町と浪江町では、有権者に占める期日前投票者数の割合が10%台前半だったが、残る6町村では20%を超える高い「投票率」となった。特に葛尾村39.22%、川内村37.71%、広野町36.01%が高い。南相馬市は、前回の最終投票者数が有権者数の5.18%だったが、今回は1日残して投票者数が6132人となり、10.98%と大幅に増加した。
(2011年11月20日 福島民友ニュース)
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