大半の市町村で投票率下げる 有権者の関心高まらず
県選管がまとめた県議選の投票率を、市町村別に見ると、前回無投票で比較できない市町村を除き、大半が前回より投票率を下げた。直前に行われた宮城県議選の投票率が過去最低だったことも含め、被災地での選挙に有権者の関心が高まらない現状が浮き彫りとなった。
このうち、都市部では郡山市が、補選を除き過去最低となった9月の市議選の投票率43.10%をさらに下回る39.60%で、4割を割り込んだ。
福島市は7月の市議選の42.36%に比べ微増し44.48%となったものの、前回より10.91ポイント下がった。県全体では、双葉郡を除いて前回より最も投票率を減らしたのは西郷村で、38.89%は前回より20.98ポイントも低下した。
一方、投票率が上がったのは、双葉郡の広野、川内、大熊、葛尾の4町村と川俣町、只見町。
(2011年11月21日 福島民友ニュース)
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