川俣町議選、山木屋地区で高い関心
20日に投開票が行われた川俣町議選は、定数16を2人上回る少数激戦の結果、現職14人、元職1人、新人1人が当選。順位の変動はあるが得票数上位7人の顔ぶれは前回と変わらず、各候補が固めてきた地盤の有権者が引き続き地元候補に震災復興を託した印象だ。
投票率が過去最低の69.89%(前回比7.35ポイント減)にとどまったのは、東日本大震災の影響による選挙の延期に加え、新人の立候補が少なく選挙ムードが盛り上がらなかったことが要因とみられる。
投票率が低迷する中、計画的避難区域指定で避難中の山木屋地区の投票率は77.72%と健闘。除染、避難解除後の生活基盤構築など、政治への切実な期待がうかがえる。
(2011年11月22日 福島民友ニュース)
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