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“選挙準備”本格化であたふた 避難自治体「人手足りぬ」

“選挙準備”本格化であたふた 避難自治体「人手足りぬ」

膨大な事務作業に追われる浪江町職員=15日、二本松市の浪江町仮設庁舎

 衆院解散、総選挙の日程が決まり、東京電力福島第1原発事故で役場ごと避難している双葉郡の各町村は15日、住民支援や復興業務に慌ただしい中、選挙準備を本格化させた。昨年11月の県議選や震災以降の首長選などは他自治体からの職員派遣などを受け選挙事務をこなしたが、今回は全国一斉の国政選挙。他自治体からの支援は期待できない上、避難先での投・開票所の確保なども悩みの種だ。年末の繁忙期に加え、復興に絡む膨大な事務作業を抱える各自治体は慢性的に人員不足。選挙業務をどう乗り越えるか、道のりは険しい。
 二本松市に仮設庁舎を置く浪江町は選管業務を担当する職員が1人。他の職員と通常業務を掛け持ちしている。町は「通常業務でも手いっぱい。この状態で乗り切れるのか」と頭を抱える。15日は県内数カ所に設置する投票所などの施設予約を行ったが、思うように確保できなかった。
 昨年、県議選と町長選のダブル選挙を経験し、避難先での選挙のノウハウはあるが、当時は県外から延べ60人の自治体職員の応援を受けた。昨年は県内8カ所に開設した期日前投票の投票所も、今回は人的余裕がないため減らさざるを得ないという。町選管書記の吉田厚志さん(41)は「復興に関わる大事な総選挙。町民の思いを国政に伝えるため全力で選挙事務に取り組む」と話す。
(2012年11月16日 福島民友衆院選ニュース)



 

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