立候補予定者、選挙へ地元駆ける 街頭・集会で訴え
衆院解散から一夜明けた17日、県内各選挙区で選挙戦が事実上始まった。最初の週末を迎え、16日の衆院本会議で「万歳三唱」し、3年余りを過ごした永田町を後にした前職は、街頭や集会でこれまでの実績や各政党の政策をアピール。一日も早い総選挙を望んでいた元職、新人の各立候補予定者も選挙区内のイベントなどに出席し、混迷する国政の刷新を訴えた。活発化する「第三極」の動向を気に掛けながら、各立候補予定者は有権者の支持を集めるべく走り出した。
原発事故で避難を強いられた大熊町の住民が暮らす会津若松市内の仮設住宅には、同市の選挙区とは異なる福島5区の民主前職の立候補予定者の姿があった。地元いわき市で選挙用ポスターの写真撮影を済ませ、慌ただしく会津若松市に移動。自宅から100キロ以上離れて暮らす地元有権者を前に、これまで取り組んだ復興施策に理解を求めた。
(2012年11月18日 福島民友衆院選ニュース)
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