民主・福島2区、山口氏と調整難航
「12月4日公示−16日投開票」の衆院選で、民主党本部と党県連が福島2区に擁立を目指す比例東北の前職山口和之氏(56)は20日、福島民友新聞社の取材に対し「参院選比例代表候補に公認されており、簡単には決められない」と述べた。調整は難航しているとみられる。同じく空白の1区は、出馬の打診を受けていた比例東北の前職渡部一夫氏(64)が同日、出馬を断念。4区も擁立作業を進めるが決定には至っていない。公示を2週間後に控える中、県内5選挙区のうち3選挙区で擁立作業は「振り出し」の様相を呈した。
山口氏は取材に対し、2区からの出馬について「熟慮している」と含みを残した。ただ、関係者によると、山口氏は来夏の参院選くら替えが内定している事情を考慮し不出馬の意思を固めており、擁立は困難との見方が強まっている。
(2012年11月21日 福島民友衆院選ニュース)
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