仮設などに期日前投票所 避難者に配慮し設置
東京電力福島第1原発事故で避難区域がある双葉郡8町村と飯舘村の計9町村は、葛尾村を除き2〜4カ所の複数の投票所を設ける一方、期日前投票所は仮設住宅を巡回するなどして1〜10カ所設置する。
投票日の16日に設置する投票所は、各町村とも避難住民が多い仮設住宅の周辺などに設置する方針で、浪江4カ所、富岡3カ所、広野、楢葉、川内、大熊、双葉、飯舘が各2カ所、葛尾は1カ所をそれぞれ設置する。
一方、期日前投票所は、双葉が9町村で最も多い10カ所を設置する。次いで浪江、川内、飯舘が6カ所、富岡が5カ所、広野、楢葉は4カ所、大熊は2カ所。
各町村は、避難生活を送る有権者が投票しやすい環境を整えるため各仮設住宅で巡回投票所を設置する。
(2012年12月2日 福島民友衆院選ニュース)
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