刷り上がった小選挙区の選挙公報

　衆院選の候補者や政党の政策を家庭に届ける選挙公報の印刷が５日、福島市の印刷会社で始まった。新聞大の大きさで、県内５小選挙区と比例、最高裁判所裁判官国民審査の３種類を発行する。昨年の県議選に続き、国政選挙としては初めて県選管のホームページ（ＨＰ）でも公開する。
　県選管によると、小選挙区は８５万４０００部、比例と国民審査は各８４万３０００部を発行。東京電力福島第１原発事故で各地に避難している有権者に選挙の情報を発信するため、前回と比べ発行部数が増えているという。同日は小選挙区の選挙公報の印刷が行われた。
　国民審査の公報は６日に同社で、比例の公報は８日に郡山市の印刷工場で印刷。９日に発送後、新聞折り込みなどで１４日までに届けられる。
（２０１２年１２月６日　福島民友衆院選ニュース）