投票者1万4920人減 前回同期比、期日前の中間状況
県選管が14日に発表した衆院選の13日現在の県内小選挙区の期日前投票の中間状況によると、投票者数は2009(平成21)年の前回同期に比べ1万4920人減の13万7777人で、前回同期の90.2%にとどまる。しかし9日時点より減少幅が4.8ポイント圧縮され、期日前投票で1票を投じる有権者が増え始めている。県選管は「政見放送や選挙公報などを見て政策を確認した上で投票しているのではないか」としている。
避難市町村が多い双葉郡では、避難生活を送る有権者のため巡回投票所の開設や送迎バス運行を行っており、投票者数は9287人で前回同期に比べ21.7%増えている。市部と町村部別では、市部が10万2143人と前回同期比13.1%減っている一方、町村部は3万5634人で同1.3%増えている。投票を済ませた人のうちの約74%が市部、約26%が町村部だった。
13日現在、県内市町村で最も投票者数が多いのは郡山市で2万2574人。
(2012年12月15日 福島民友衆院選ニュース)
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