【速報】県内小選挙区、自民が4勝 民主1議席のみ
第46回衆院選は16日、投開票が行われ、県内5小選挙区では、自民が4選挙区で勝利し、前回全ての選挙区を制した民主は1議席を確保したのみで4議席を明け渡し、大きく後退した。
1区は、自民元職亀岡偉民氏(57)が未来、民主、共産の3氏の追撃をかわして返り咲き。2区は自民元職の根本匠氏(61)が維新、未来、民主、共産の4人を振り切り6選を果たした。3区は外相の玄葉光一郎氏(48)が自民、共産の2新人を突き放し7度目の当選を果たした。
4区は自民新人で前会津若松市長の菅家一郎氏(57)が、国政転身の初陣を飾った。県内最多の6人が立候補した5区は、自民元職坂本剛二氏(68)が7度目の当選を決めた。
比例4人が当選
比例東北ブロック(定数14)の本県関係では、小選挙区と重複立候補した候補のうち福島3区で敗れた自民新人の菅野佐智子氏(59)、4区で維新新人の小熊慎司氏(44)、5区で民主前職の吉田泉氏(63)がそれぞれ名簿1位で復活当選した。
本県関係の比例単独は、自民の「復興枠」として中国ブロック(定数11)から立候補した前職の吉野正芳氏(64)が名簿19位ながら自民小選挙区圧勝の勢いに押されて当選した。
本県関係の衆院議員数は小選挙区、比例代表を合わせて9人となり、選挙前と比べ1人増えた。小選挙区制導入後では最多の2005年衆院選の当選者数に並んだ。参院議員(選挙区、比例代表選出)を含め本県関係国会議員は自民8人、民主4人、維新1人、新党改革1人の計14人となった。
(2012年12月17日 福島民友衆院選ニュース)
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