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“復興へ決意”9人に議員バッジ 特別国会召集、初登院
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議員バッジを胸にする根本議員
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特別国会が召集された26日午前、本県関係の衆院議員9人も初登院した。各議員は早速、議員バッジを胸に着け、本県が直面する東日本大震災と原発事故からの復興に決意を示した。
午前9時前、報道陣であふれる正門に本県関係で一番乗りで姿を現した自民の菅野佐智子議員(比例東北)は「仮設住宅に暮らす人、県外避難者、子どもたちのため、安全、安心な福島を取り戻さなくてはならない」と表情を引き締めた。同じく自民の菅家一郎議員(福島4区)も「復興大臣としっかり連携を図り、早期の原発収束や除染など具体的政策を進めたい」と抱負を述べた。
2009(平成21)年7月解散から国政の舞台に3年5カ月ぶりに戻った自民の復帰組も早速、復興施策に意欲を示した。亀岡偉民議員(同1区)は「国が復興に関して全責任を持ち、実行できるよう復興庁として特別予算を組むべきだ」と指摘。双葉郡などを選挙区とする坂本剛二議員(同5区)は「復興に使い勝手の良い予算を付けること、中間貯蔵施設の早期決着、除染、賠償の見通しを立てること」と必要な政策を列挙した。
また、自民の吉野正芳議員(比例中国)も与党議員として「復興のスピードを速めるため、復興庁のワンストップ化、廃炉までの時間を短期化することが必要」と語った。
一方、野党となった民主。この日午前の閣議で外相を辞職した玄葉光一郎議員(福島3区)は「とにかく福島の復興。現場の最前線に行って皆さんの話を聞きたい」と語り、元復興副大臣の吉田泉議員(比例東北)は「放射能や賠償問題は簡単にはいかない。与党は丁寧に進めなくてはならない」と説いた。
参院からくら替えし当選した維新の小熊慎司議員(同)は「新たな政権の下、原発事故の再検証から始めていかなければならない」と訴えた。
(2012年12月27日 福島民友衆院選ニュース)
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