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“師走決戦”準備急げ 衆院解散表明、各陣営「余裕ない」
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衆院解散を表明する安倍首相会見の中継が映し出されたテレビ売り場=18日午後7時15分ごろ、福島市・ケーズデンキ福島南本店
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安倍晋三首相が21日の衆院解散を表明した18日、立候補が予想される県内の各陣営は“師走決戦”に向けた準備を急ピッチで進めた。「知事選が終わったばかりなのに」。選挙事務所やスタッフの確保、ポスターの手配など山積みの作業を前に担当者からはため息が漏れる。時間がないのは各市町村の選管も同じだが、開票所として使ってきた施設がイベントなどで埋まり、「新たな場所を探さなければ」と事態は深刻だ。
福島5区の主戦場になるとみられる、いわき市。東京電力福島第1原発事故に伴った住民避難で不動産物件の不足が続いており、選挙事務所の確保が課題となりそうだ。
狙っているのは有権者の目に留まりやすい物件だが、ある陣営の担当者は「双葉郡の企業もいわき市に来ている影響だと思うが、最適な空きテナントがない」と困惑顔だ。
準備期間が足りないのは選挙区、与野党を問わない。「余裕はないが、スムーズに選挙戦に突入できるようにしたい」。ある陣営の事務所スタッフは事務所に顔を出した支持者や鳴り続ける電話の対応に追われた。「どの事務所も同じだと思うが、何とか準備を進めたい」と自らに言い聞かせた。
「知事選が終わったと思ったら衆院解散。年末ということもあり、息つく暇もない」との悲鳴に近い声も聞こえる。ある陣営は選挙事務所やスタッフの確保などが「これから」で「投開票日まで走りっぱなしの状況が続く」と休日返上もやむなしとの考えだ。
一方、解散に向けて着々と準備を進めてきた陣営もある。選挙ポスターの写真撮影の時間の確保に苦労する陣営もある中、「解散は急にあるものなので、普段からある程度想定している」と担当者は説明、すでにポスター作製をデザイン会社に発注したという。
(2014年11月19日 福島民友衆院選ニュース)
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