自民県連、比例東北での優遇求める 他県議員は否定的
自民党の東北選出国会議員でつくる東北ブロック両院議員会は19日、党本部で会合を開き、衆院選比例東北ブロックの在り方を協議した。本県連会長の岩城光英参院議員(福島選挙区)らが本県選挙区の事情に配慮した対応を求めたが、他県議員は「比例名簿の順位は選挙区で重複立候補する全員に平等であるべきだ」として否定的に受け止めた。
本県選挙区への配慮について岩城氏らは具体的な選挙区などを挙げず、本県関係議員の比例名簿の上位登載を暗に求めた。福島5区で選挙区支部長の坂本剛二、比例中国選出の吉野正芳両衆院議員が出馬を検討している現状を踏まえた対応。ただ東北ブロックでは全員同列での名簿登載の方向で議論が進む見通し。
(2014年11月20日 福島民友衆院選ニュース)
|