小選挙区に新人5人 共産党県委員会、公認候補を発表
共産党県委員会は20日、「12月2日公示−14日投票」で行われる衆院選の県内5小選挙区で擁立を進めてきたいずれも新人の公認候補を発表した。久保田仁県委員長は県庁で記者会見し「比例で10万票以上を目指す」と述べた。
擁立するのは、1区に党福島・相馬地区原発被害対策委員長の渡部保子氏(72)=福島市、2区に党郡山・安達地区副委員長の平善彦氏(62)=二本松市、3区に党福島3区くらし・福祉対策委員長の横田洋子氏(56)=須賀川市、4区に党会津地区副委員長の田中和加子氏(58)=喜多方市、5区に党いわき・双葉地区副委員長の吉田英策氏(55)=いわき市=の5人。
渡部氏は「福島の声を発信する力になりたい」、平氏は「安倍政権の暴走を止め、県民の生活を守る」、横田氏は「米価下落などで苦しむ県民を守る」、田中氏は「消費税増税や海外で戦争する国づくりを許さない」、吉田氏は「原発ゼロ実現のため全力を尽くす」とそれぞれ意欲を示した。
比例東北に擁立予定の新人で党県常任委員の岩渕友氏(38)=福島市=は同日の会見に同席し「党の躍進が安倍政権の暴走を止める力になる」と述べ、立候補を正式表明した。
(2014年11月21日 福島民友衆院選ニュース)
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