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第47回衆議院議員選挙
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“師走選挙”ギア加速 短期決戦、県内陣営は準備に奔走

 衆院解散で事実上の選挙戦に突入した21日、県内の立候補予定者の陣営はギアをトップに入れ替えた。県内五つの選挙区は立候補予定者がいまだ出そろっていないが、各陣営は準備作業もままならない中、異例の短期決戦に向けて走りだした。
 1区では立候補予定者が街頭で演説した。電飾で彩られた福島市のJR福島駅近くで熱っぽく政策を訴え、集まった支持者とともに気勢を上げた。別の予定者は地元・福島に戻り、関係者と選挙に向けた打ち合わせに入った。
 商都・郡山市を有する2区でも立候補予定者が夜に地元に戻った。応援演説の要請などがあるという関係者は「具体的な動きは22日から」と日程調整に追われた。立候補予定者が決まっていなかった政党関係者は会合の開催予定時刻を前倒しするなど最初から最後までバタバタの展開。候補者が正式に決まったことで、ようやく動きだした。
 テレビが衆院解散を伝えると、3区にある立候補予定者の後援会事務所で、関係者の動きが慌ただしさを増した。担当者は個人演説会の会場の確保や各市町村にある後援会組織との日程調整などを急いだ。「現職でも準備はぎりぎり。これから立候補を決める新人は大変だろう」と話した。
 現時点で3人の立候補が見込まれる4区では、ある立候補予定者が広報用の写真や動画撮影などを済ませ、会津若松市で開かれた会合に出席した。開設準備が進む事務所も訪れ、印刷物や日程などをスタッフと一緒に確認した。別の予定者の事務所ではスタッフが同市に開設する選挙事務所の準備に追われながら「選挙ムードが高まってきた。忙しくなるのはまだまだこれから」と話した。
 保守系2人の候補者調整が焦点となっている5区。ある立候補予定者の関係者は、解散を見越して既に選挙用の事務所を押さえたと話す。陣営は「(事務作業の)最低限の準備は終わった」と余裕も見せながら、荷物の運び出しなどを進めた。解散で準備が待ったなしの状態となった陣営は不動産物件探しに奔走、スタッフが不動産関係者との連絡を続けた。
(2014年11月22日 福島民友衆院選ニュース)



 

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