衆院選5区、公認は調整継続 安倍総裁が最終判断
「12月2日公示―14日投票」で行われる衆院選で、自民党は25日、1次公認を発表し、県内5小選挙区のうち1〜4区の候補4人と比例東北ブロック1人の計5人を公認した。ただ、党県連から候補者選考を一任された5区については、いずれも前職の坂本剛二氏(70)、吉野正芳氏(66)=比例中国=の調整を継続するとし、発表を見送った。両氏の公認調整は安倍晋三総裁が最終判断する。県連側は28日までに決定するよう求めた。
1次公認候補は、茂木敏充党選挙対策委員長が記者会見し発表した。5区については「県連から党本部に一任を受けている。県連と調整することはない。総裁が判断する」と述べ、党本部主導で判断する考えを強調した。公認選定に当たっては「前職優先の考えもあるが、勝てる候補であること」を前提とする方針を明らかにした。
(2014年11月26日 福島民友衆院選ニュース)
|